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浜松市民オンブズマン 資料室
01年、02年度 浜松市議会政務調査費

「議員視察、検証が必要」 (平成17年8月20日 静岡新聞)
浜松市民オンブズマン 政務調査費を分析
 浜松市民オンブズマン(代表・森下文雄弁護士)は19日、浜松市役所で会見し、平成13、14年度の浜松市議会議員政務調査費の使途に関する独自調査結果を発表した。特に視察旅行の在り方について「市政に有効に反映されていない税金の無駄遣い。検証が必要」と指摘し、調査費自体の廃止を求めている。
 政務調査費は自治体が議員の調査活動などのために支給する経費。浜松市議は1人64万8千円の月額報酬とは別に、月額18万円が支給されている。
 調査によると、視察先の65%が北海道、九州、宮古島、石垣島に集中しているとし「遠方に行く必要性が明確でなく、議員が書くべき報告書を旅行に同行させた会派の女性事務員に書かせる例がある」と問題提起した。
 調査書は18日、市長、市議会議長、市特別職報酬等審議会長に郵送し、議会事務局を通じ各会派にも書類を渡す。設置されたばかりの市行財政改革推進審議会にも書類送付する。
 今後は各者からの回答を求め、「最悪の場合は法的手段も検討する」としている。

浜松市議会の視察「観光では」 (平成17年8月20日 中日新聞)
01年、02年度 政務調査費 オンブズマン指摘
 浜松市民オンブズマン(森下文雄代表)は19日、浜松市議会の2001、02年度の政務調査費について記者会見を開き、行政視察費用について「視察先は北海道や九州に集中し観光目的としか思えない」と批判、費用の返還や政務調査費の廃止を求めた。
 調査によると、行政視察は全国69都市を対象に計105回行われた。このうち北海道と九州・沖縄地区だけで45都市、78回に上った。特に多い北海道をみると、視察先20都市に計48回も訪れ、視察目的は「札幌ドームと札幌雪祭り見学」などとなっていた。
 調査に当たった同オンブズマンの石塚武司さんは「浜松にはドーム建設計画もなく、雪も降らない。視察の成果が市政に反映されるはずもなく、慰安旅行としか思えない」と指摘した。
「札幌ドーム、雪祭り」どう政策反映?
 一部視察に会派の女性職員や市職員が同行したことについても「視察報告は議員本人が書くべきで同行の必要はない。職員の観光旅行のために納税しているわけではない」と問題視した。
 森下代表は「このような使い方がされるなら政務調査費の廃止を求めたい。費用の返還に応じないなら訴訟も検討したい」と話した。さらに「1999年に市議会は公費による海外視察を四年間中止すると全会一致で決めたのに守られていない。これは違法かもしれない」との見解も示した。
 浜松市議会の政務調査費は議員一人当たり月額18万円。所属会派に支給され、全議員の合計額は01、02年度とも1億400万円前後。うち行政視察に使われた費用は01年度が2千3百60万円(24.3%)、02年度は3千5百80万円(35.2%)だった。
 調査結果は市長、市議会議長、市特別職報酬審議会長あてに郵送。浜松市行財政改革推進審議会にも検討を求める。

視察先の65%、観光地 (平成17年8月20日 毎日新聞)
浜松市議会 市民オンブズマン
 浜松市議会で政務調査費の増額した01、02年度に各会派に支給された調査費を調べていた浜松市民オンブズマン(森下文雄代表)は19日、公務として調査費で賄われる視察先の65%が、北海道や九州、沖縄など観光地に固まっていたと発表した。視察回数では75%にも上り、オンブズマンは「公私混同もはなはだしい」と憤っている。
 政務調査費は01年度から、議員1人あたり年間216万円支給されており、当時の市議会全体の合計支給額は1億円を超えていた。うち2〜3割が研究調査費とされ、実際には視察の際の旅費となるという。
 オンブズマンによると、市議団が01〜02年度に視察した観光地のうち、回数の多い北海道には議員数の多い6会派(当時) すべてが視察に訪れており、女性事務員や議会事務局職員が議員待遇で同行することもあった。99年に中止したはずの公費による海外視察も、01年から再開されていた。
 さらに02年2月に市民クラブと公明党の市議団が合同で札幌雪まつりなどを視察した際には、網走市の施設見学の空き時間に、公費のバスで流氷観光に行っていたことが分かった。公明党の黒田豊幹事長は「すべてが政策に反映できるわけではないが、街を歩くことも勉強になる。公務と自分の時間の線引きは難しい」と話した。

政務調査費廃止求める (平成17年8月20日 読売新聞)
浜松オンブズ 市長らに
 浜松市民オンブズマン(森下文雄代表)は19日、浜松市議に支給されている政務調査費は不当な支出が多いとして、北脇保之市長や田中満州男市議会議長などに廃止を求める申し入れを行った。浜松オンブズで政務調査費の使い道を調べたところ、2会派が札幌市の雪祭りの期間中に札幌ドームを「行政視察」するなどしていたことがわかったという。
 浜松オンブズは2001、02年度の政務調査費で、交付金額の多い6会派について、金額の占める割合が多い研究調査費を調べた。国内の視察都市数は2年間で69都市、105回で、うち北海道や九州、沖縄、宮古島、石垣島などの45都市が全体の65%を占めた。
 このほか、三重県伊賀市のペットボトルリサイクルセンターへの視察で、当日が工場保守点検日のため稼働しておらず、倉庫だけを見てきたケースもあったという。森下代表は「イベントやハコモノ見学で市政に何を反映できるのか」と批判している。

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