海外出張前に調査せず(平成20年2月2日 毎日新聞) 浜松市議政調査費訴訟 2市議が証言 浜松市議会の2会派が政務調査費で海外視察旅行をしたのは不当として、市民団体「浜松市民オンブズマン」のメンバーが、市が会派に約940万円の返還を要請するよう求めた訴訟で1日、静岡地裁(宮岡章裁判長)に海外視察をした今田欽也、斉藤晴明両市議が証人として出廷した。観光地の美術館などを訪れた目的を問われると、斉藤市議は「古い建築物などを大切にするヨーロッパの視点を学ぶため」と答えた。 原告は、訪れた都市の湖浄化策は同市の佐鳴湖対策には参考にならないと他の市議が話していることを指摘。今田市議は「現地に行って初めて、市民1人1人の取り組みが大事ということが分かった」と反論した。また斉藤市議はパリ訪問の目的として少子化対策や都市計画の視察を挙げたが、裁判官から訪問前に現地の施策について調べたかを問われると、今田市議は「そこまで調べていなかった」と話した。 訴状によると、2会派はそれぞれ、05年秋に環境施策の視察などとして約1週間、欧州を5〜7人で訪問。政務調査費から計約940万円を支出した。
浜松市議海外視察(平成20年2月2日 中日新聞) 「事前の調査せず」 静岡地裁で証人尋問 浜松市議の海外視察に政務調査費が使われたのは違法な支出だとして、市民団体が市を相手取り、同市議会の市民クラブと創造浜松の2会派に計約940万円を請求するよう求めた住民訴訟で、市議2人の証人尋問が1日、静岡地裁(宮岡章裁判長)であった。証人として、市民クラブの今田欣他市議と創造浜松の斉藤晴明市議の2人が出廷した。 訴状によると、両会派はそれぞれ2005年10、11月に欧州を視察。計12人の市議が参加し、旅費に市交付の政務調査費を充てた。 証人尋問では、視察した国や目的、成果などについて市議が説明。ドイツ・シュツットガルト市への視察について、斉藤市議は「北脇保之前市長から運営モデルだと聞いて行った。(候補地について)事前の具体的な調査はしていなかった」と答えた。 会派の研究部会6人うち5人が視察に参加したことについて、原告側が「少数で十分なのではないか」と指摘すると、今田市議は「多くの人に現場を見てほしかった」と述べた。 |